【2025年】音楽教室のオンラインレッスンを解説

2020年のコロナウイルスに関して、各音楽教室の対応を解説。レッスン中止、オンラインレッスン開始、レッスンブースに仕切りを設けるなどして、どの教室も安心のレッスンを提供しています。

1. はじめに

※ 本記事はPRを含みます。

最近では、音楽のレッスンもスマートフォンやパソコンを使って、自宅で受けられるようになってきました。これを「オンラインレッスン」といいます。

特にコロナの流行をきっかけに、教室に通わずに学べる方法として人気が高まりました。今では子どもから大人まで、いろいろな人がオンラインで音楽を学んでいます。

でも、「画面越しでちゃんと習えるの?」「何が必要なの?」と不安に思う方もいるかもしれません。

この記事では、オンライン音楽レッスンのしくみや良いところ、気をつけたいこと、教室の選び方などを分かりやすく紹介します。これから音楽を始めたい方、久しぶりに演奏したい方の参考になれば嬉しいです。

2. オンライン音楽レッスンとは?

オンライン音楽レッスンとは、インターネットを使って、パソコンやスマートフォンで受ける音楽の授業です。生徒は自宅にいながら、画面を通して先生と会話したり、演奏を見てもらったりできます。

レッスンでは、よく使われているのが「Zoom(ズーム)」や「Skype(スカイプ)」といったビデオ通話のアプリです。使い方はとても簡単で、リンクをクリックするだけでレッスンに入れるものが多いです。

習える楽器はピアノ、ギター、バイオリン、ボーカル(うた)などさまざま。初心者から経験者まで、それぞれのレベルに合わせたレッスンが受けられます。

▲こちらはオンライン音楽教室のTHE POCKETがテレビで紹介された際の映像です。参考にしてみてください。

3. オンラインレッスンのメリット

オンラインで音楽を習うことには、たくさんの良いところがあります。ここでは、特にうれしいポイントをいくつかご紹介します。

① 自宅で受けられる

雨の日でも、遠くに住んでいても大丈夫。自分の家でレッスンが受けられるので、教室までの移動がなく、時間と手間を省けます。

② 好きな先生を選べる

インターネットがつながっていれば、全国どこに住んでいても、好きな先生のレッスンが受けられます。音楽教室が少ない地方に住んでいても、素晴らしい先生と繋がることが出来ます。

③ 録画して復習できる

オンラインレッスンでは、レッスンの様子を録画しておくことができます。あとで見直して、復習に役立てられるのも大きなメリットです。

④ スケジュールが柔軟

オンラインだと、空いている時間に合わせてレッスンを入れやすいことも魅力です。平日の夜や休日など、自分のペースに合わせて無理なく続けられます。

4. オンラインレッスンのデメリット

オンラインレッスンは便利ですが、気をつけたい点もあります。事前に知っておくことで、トラブルを減らし、より楽しく続けられます。

① 音や映像が乱れることがある

インターネットのつながりが悪いと、音が途切れたり、映像が止まったりすることがあります。特に音楽は音が大切なので、できるだけ安定した環境が必要です。

② 細かい動きが伝わりにくい

画面を通してのレッスンでは、手の動きや姿勢など、細かいところまで見えにくいこともあります。画面にきちんと映っているか、講師ときちんと話して確認してください。

③ 気がゆるみやすい

自宅で受けるので、ついリラックスしすぎて集中力が切れたり、サボってしまったりすることもあります。ある程度の自己管理も大切です。

5. オンライン音楽教室の選び方

オンライン音楽教室はたくさんありますが、自分に合った教室を選ぶことが大切です。ここでは、選ぶときにチェックしておきたいポイントをご紹介します。

① 先生のプロフィールや実績を見る

どんな先生が教えてくれるのかを確認しましょう。音楽の経験や教え方、これまでの実績などがホームページなどに書かれていることが多いです。

たくさんの先生がいる音楽教室は、プロフィールを公開していない事があります。その場合は、体験レッスンを利用して、ご自身の目で先生の雰囲気を確認することをおすすめします。

② レッスン内容が自分に合っているか

レッスンの対象(初心者向け・子ども向け・経験者向けなど)や、習いたい楽器に対応しているかをチェックしましょう。また、1対1の個人レッスンか、グループレッスンかも確認ポイントです。

③ 教材やサポートがあるか

オンラインでも分かりやすく学べるように、楽譜や動画、復習用の資料などを提供している教室もあります。レッスン外でも相談できるサポートがあると安心です。

④ 料金や支払い方法

月額制、1回ごとの支払い、回数チケット制など、料金の仕組みは教室によって違います。自分のペースや予算に合ったものを選びましょう。無料体験レッスンがあるところを選ぶと、実際の雰囲気をつかめて安心です。

⑤ 口コミやレビューを参考にする

実際に習っている人の感想を見ると、教室の雰囲気や先生の教え方がイメージしやすくなります。ネット検索やSNS、教室の公式サイトなどで確認してみましょう。

6. おすすめのオンライン音楽教室

ここからは、おすすめのオンライン音楽レッスンを詳しく見ていきます。

こちらが紹介する教室の一覧です。

  • シークミュージックスクール
  • ソウルクリエイトライブ
  • THE POCKET
  • オルコネ

シークミュージックスクール

シークミュージックスクール
▲シークミュージックスクールのオンラインレッスン
講師現役ミュージシャンの方々
ジャンルなんでも対応可能
レッスン1コマ60分のマンツーマンなど
レベル初心者大歓迎!
年齢小学校1年生~大人も大歓迎!
料金
(税込)
1コマ45分 4,125円
1コマ60分5,500円(税込)
入会金11,000円(税込)→現在無料
その他毎月管理費550円(税込)
開校時間9:00~22:00
定休日不定休
講師変更無料で可能
予約振替無料で可能

提供しているコース

  • ピアノ
  • ボーカル/ボイトレ
  • 話し方
  • エレキ/アコギ
  • クラシックギター
  • キッズギター
  • ベース
  • ウクレレ
  • クラリネット

無料体験レッスン

シークミュージックスクールは、オンラインレッスンの無料体験を提供しています。

公式サイトから申し込むことが出来ます。下の青いボタンをタップして、公式サイトへ目を通してみてください。

申し込みの際は下の画像①~④を参考にするとスムーズです。

シークの無料体験レッスン予約手順1シークの無料体験レッスン予約手順2
シークの無料体験レッスン予約手順3シークの無料体験レッスン予約手順4

ソウルクリエイトライブ


▲ビデオ通話によるレッスンの様子

ソウルクリエイトライブは、関西エリアで複数の音楽教室を運営している「ソウルクリエイトミュージック」が展開しており、在籍する講師陣がオンラインレッスンも担当しています。

ギターレッスンとボイストレーニングのコースをご用意しており、スマートフォンまたはパソコンにSkypeやZoomをインストールすれば、日本全国どこからでも受講が可能です。

講師現役ミュージシャンの方々
レベル初心者~プロ志望
レッスン1コマ30分のマンツーマンなど
料金コースにより異なる
入会金なし
開校時間11:00~22:00
定休日なし(年中無休)
講師変更無料で可能

音楽アカデミーcue

音楽アカデミーcue
▲音楽アカデミーcue公式サイトより引用

「趣味」では終わらせない。音楽アカデミーcueは、プロの歌手としてのデビューを目指す方に向けた、実践的かつ本格的な育成プログラムです。

オンラインでのトレーニングやカウンセリングにも対応しており、地方在住のかたも受講できます。

講師特別講師:上野目泰之先生など
ジャンルボイトレ、オリジナル楽曲の制作、レコーディング、MV制作、SNS運用など
レッスンボイトレは60分 x 24回)のマンツーマン
レベル未経験者からプロ志望まで
年齢未成年もOK(親権者の同意または同伴が必要)
料金
(税込)
370,000円
入会金200,000円
他の費用クリエイティブ制作費 500,000円

主な特徴

  • プロを想定したカリキュラム
    最大24回のボイストレーニングを受講可能。技術の習得だけでなく、表現力や個性を磨く内容です。
  • 楽曲提供&MV制作サポート
    オリジナル楽曲の制作や、レコーディング・ミュージックビデオの作成も支援。実際のデビューを視野に入れた充実のサポートが受けられます。
  • オンライン対応&顔出し不要の柔軟性:オンラインでのレッスンやカウンセリングにも対応。顔を出さずに活動したい方にも配慮された仕組みです。

参加条件と審査について

  • 参加には歌唱審査の合格が必要
    プログラムに参加するには、事前のオーディション(歌唱審査)を通過する必要があります。
  • 無料の体験レッスンつき
    審査時には約30分間の無料ボイストレーニング体験が含まれており、指導スタイルや相性を確認することができます。

審査・レッスン会場

審査会場は東京都・恵比寿周辺、レッスン会場は神奈川県・登戸(トレーナーアトリエ)、またはオンラインレッスンとなります。

詳細な所在地は、公式サイトよりお問い合わせください。

THE POCKET

オンライン音楽レッスンのthe pocketとは
▲オンライン音楽レッスンのthe pocket

THE POCKETは、オンラインレッスンに特化した音楽スクールです。

SkypeやZoomなどのビデオ通話アプリをスマートフォンやパソコンにインストールし、インターネット環境が整っていれば、ご自宅や近所の音楽スタジオなど、お好きな場所からレッスンに参加できます。

対応している楽器・コースは、エレキギター、アコースティックギター、クラシックギター、ウクレレ、ベース、そしてボイストレーニングです。

講師現役ミュージシャンの方々
レベル初心者~上級者
レッスン1コマ50分のマンツーマン
料金1コマ3,200円~
入会金なし
開校時間9:00~23:00
定休日なし(年中無休)
講師変更無料で可能

オルコネ

オルコネ講師のイメージ
▲オルコネ講師のYouTubeより引用

オルコネは、日本最大級の規模を誇るオンライン専門の音楽スクールです。

ピアノやギター、ボーカルをはじめとした40種類以上の楽器に対応し、多彩なジャンルの音楽レッスンを提供しています。現役で活躍するプロの講師がマンツーマンで丁寧に指導し、初心者から本格的に音楽を学びたい方まで幅広くサポートします。

レッスンはオンラインで自由な時間に受講でき、月額制プランと単発で受けられるスポット制プランの両方を用意。無料体験レッスンも実施しているため、気軽にスタートすることができます。

講師現役ミュージシャン達
ジャンルどのジャンルでも対応
レッスン1コマ25分 講師とマンツーマン
レベル初心者から経験者まで対応
年齢お子さん~お年寄りまで年齢問わず!
料金10分あたり約1,100円 (ポイント購入制)
入会金無料
他の費用なし
開校時間講師により異なる
講師変更自由に選択可能
予約振替レッスン48時間前なら可能

7. オンラインレッスンを始めるための準備

オンラインレッスンをスムーズに受けるために、事前に必要なものと準備しておくポイントを紹介します。難しいことはありません。多くは家にあるもので対応できます。

① 使用する機器を用意する

・パソコンやタブレット、スマートフォン
インターネットで繋ぐための基本的な機器です。画面が大きいほど先生の動きが見やすくなります。

・ウェブカメラとマイク
多くの場合、内蔵のもので十分ですが、外付けのものを使うと音質や映像がよりクリアに伝わります。

② インターネット接続の確認

安定した回線を用意しましょう。 音や映像が途切れないよう、有線接続やWi-Fiの電波が強い場所で受講するのがおすすめです。

③ 楽器と練習環境の準備

・楽器:練習に必要な楽器(ピアノ、ギター、バイオリンなど)を準備しましょう。

・周囲の環境を整える: 演奏中に邪魔が入らないよう、静かで集中できる場所を確保すると良いです。また、楽器の音量が迷惑にならないよう注意してください。

・スマホの位置とカメラの向き:カメラに自分の手や姿勢がしっかり映るように、位置を工夫するとスムーズです。必要に応じて、スマホスタンドや楽譜台があると便利です。

④ アプリのインストール

Zoom、Skypeなど、レッスンで使うアプリは事前にインストールしておきましょう。初めて使う場合は、練習で一度つないでみると安心です。

8. まとめ

オンライン音楽レッスンは、自宅にいながら気軽に音楽を学べる、新しいスタイルのレッスンです。遠くに住んでいても、自分の好きな先生とつながれるのは、まさに今の時代ならではの魅力です。

もちろん、通信環境や画面越しならではの注意点もありますが、しっかり準備すれば安心して始められます。

・自分に合った教室や先生を選ぶ

・機材やアプリを整える

・続けやすいスケジュールで楽しむ

このようなポイントを意識すれば、オンラインでもしっかり上達できます。

音楽は、年齢や場所に関係なく楽しめる素敵な趣味です。まずは気になる教室の「無料体験レッスン」から、気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

あなたの音楽ライフが、より楽しく広がるきっかけになりますように。

コロナ騒動"前"の音楽教室レッスン状況

最近の音楽レッスンスタイルは、レッスンブース内で生徒と講師が対面で行うマンツーマンが主流でした。

これはボイトレ、ギター、ピアノ、ドラムなどレッスン内容に関わらず共通でした。

コロナ騒動"中"の音楽教室レッスン状況

ほとんどの音楽教室が、コロナウイルス騒動中はブースでのマンツーマンレッスンを自粛していました。

そして、代わりにオンラインレッスンを提供していました。

オンラインレッスンでは、生徒はZoomなどのビデオ会議ツールを用いて、スマホやパソコンの画面上に表示されたライブビデオを通してレッスンを受講します。

そうすることで、生徒と講師がひとつのレッスンブースに居なくてもレッスンを受講できます。

また、生徒は自宅からでもレッスンを受講することができました。

コロナ騒動"後"の音楽教室レッスン状況

コロナ騒動後、緊急事態宣言解除後はほとんどの教室が普段通りのマンツーマンレッスンを提供しています。

消毒用アルコールやマスクを用意したり、希望する方にはオンラインレッスンを利用してもらうなどして、安心してより良いレッスンを行うことが出来るよう努めています。

シアーミュージックの場合

ここではシアーミュージックを例にとって、コロナ後のレッスン状況を見ていきましょう。

コロナ騒動中のレッスン状況

コロナ騒動中、シアーミュージックが取り組んだことは2つです。

ひとつは新規生徒さんの受付中止です。無料体験レッスンも取りやめていました。

ふたつめは既存生徒さんへのオンラインレッスンもしくは振替チケットの提供です。振替チケットは1年間有効で、騒動中受講できなかった分、他の月にレッスン受講が可能です。

緊急事態宣言解除後のレッスン状況

緊急事態宣言解除後は、新規生徒さん受け入れを再開し、またレッスンは2つのブースを用いて行う形式になりました。

講師と生徒は別々のブースに入り、備え付けられたモニター、マイクを利用します。

オンラインレッスンと違い、モニター・マイクは有線で繋がっているため、タイムラグなしでスムーズなコミュニケーションを実現しています。

音楽教室が試行錯誤してレッスンを提供する理由

音楽教室が様々な対策を講じてレッスンを提供する理由は3つあります。

ひとつめは、音楽教室を存続させるためです。

多くの教室はレッスンブースを設けるために大家さんから部屋を借りています。賃料は必ず発生し、それを払うことが出来なければ教室を締めることになってしまいます。


ふたつめは、世間の風評被害対策です。

緊急事態宣言が解除されたにも関わらず、接客業の在り方に疑問を呈する方がいます。「対策を講じたうえでレッスンを提供している」と伝えることで、彼らに納得してもらう必要があります。


みっつめは、生徒も講師も安心してレッスンを行うためです。これは、3つの理由の中でも音楽教室が最も重視しているものになります。

アフターコロナの今、レッスンは受講していい?

コロナウイルス対策については本当に様々な情報が錯そうしており、簡単には意見できないような状況です。

基本的には、手洗い、うがい、そして持ち物(特にスマホ)の消毒を適度に行えば問題ないとされています。

そのため、レッスンも受講してOKです。緊急事態宣言も東京アラートも解除されていますし、社会行動を制限する必要はないです。

ただし、あえて周りの方へ「レッスンに通っている」と伝える必要はないでしょう。

本記事のまとめ

以上、コロナウイルスに対する各音楽教室の対策について、シアーミュージックを例にとって解説しました。

すべての音楽教室が、生徒・講師の安全を最も重視し、そのうえで質の良いレッスンを提供できるよう工夫を凝らしています。

騒動が落ち着いた今、改めて皆さんが自身の好きなことに安心して熱中できることを心より願っています。

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