ポスト・マローンはアメリカ ニューヨーク州のシラキュース出身、1995年生まれのラッパー。本名はAustin Richard Post。
2015年にリリースした曲「White Iverson」が人気を得て以降、2019年現在までに2枚のアルバムをリリースしている。
特に2枚目のアルバム「Beerbongs & Bentleys」のリリースにより、ビートルズが54年間保持していた記録を打ち破るという快挙を達成。その快挙とは、楽曲を9つビルボードHot100チャートのtop20に同時ランクインさせた、というもの。
ビートルズが1964年に成し遂げたのは6曲のtop20入りだった。ポストマローンが記録を破る前の週にはJ. Coleというアーティストがアルバム「KOD」のリリースにより、ビートルズとタイの6曲top20入りを果たしていた。
そんなポストマローンについて、経歴や来日ライブ、印象的な顔面タトゥー、そしておすすめの曲をまとめて紹介する。
1995年にニューヨーク州シラキュースで生まれたPost MaloneことAustin Richard Post。父親はDJでもあり、その影響でヒップホップやロック、カントリーなど様々な音楽に触れて育った。
2010年頃からギターを弾くようになる。ゲーム「ギターヒーロー」の影響もあったらしい。
2010~2011年頃から自身でミックステープの作成を開始した。
高校卒業後にコミュニティカレッジへ進むも中退。音楽の道へ進むことに。
コミカレを去った後、LAへ移住。「BLCKVRD」というグループを組んで仲間と音楽活動を行ったりする中で出会ったFKiというヒップホップの曲制作を行う2人組のグループと出会う。
FKiと共に「White Iverson」を制作・レコーディングし、2015年2月に自身のサウンドクラウドで公開し、7月にはミュージックビデオもリリース。この曲はマック・ミラーなどの現役で活躍するアーティストから賞賛を受けることに。
この曲の人気を推進力にRepublic Recordと契約。様々なミュージシャンの作品でコラボしたり、ライブツアーに同行しオープニングあくとを務めるなど精力的に活動。
2016年12月には1stアルバム「Stoney」をリリース。シングルカットされたCongratulationsなどのヒットもあり大成功を納める。
2017年2月に次作のタイトルがBeerbongs & Bentleysであることを発表。9月に同アルバムからシングル「Rockstar」をリリース。この曲は8週にわたってビルボードhot100チャートで1位の座を守るほどのヒット曲に。
その後もシングル曲の発表やツアーを行い、2018年4月に同アルバムがリリース。リリース直後にSpotifyの1日にストリーミング再生された回数で新記録を達成。数字は全世界で7870万回数再生だった。
同年8月には、マイケルジャクソンが34歳の時にアルバム「Thriller」で達成したビルボードのR&B/Hiphopアルバムチャートで76週にわたってtop10入り、という記録を破りBeerbongs & Bentleysが77週top10入りを果たした。
また、記事上部でも述べた通り、このアルバムリリース後にビルボードhot100チャートで9曲同時にtop10に送り込むという快挙も成し遂げている。
2018年5月12日にビルボードhot100チャートで9曲top20同時チャートインを果たした時の9曲と順位を以下の表にまとめた。
2 | Psycho |
---|---|
7 | Better Now |
8 | Rockstar |
11 | Paranoid |
14 | Rich & Sad |
15 | Spoil My Night |
16 | Ball for Me |
17 | Stay |
20 | Same Bitches |
2018年10月にスパイダーマン映画の劇中歌としてSunflowerをリリース。2018年12月にはシングル「Wow」を発表。2019年にはアルバム「Beerbongs & Bentleys」で4つのグラミー賞を受賞している。
自作に向けて曲の制作や、他ミュージシャン作品への客演を行っていくと思われる。
インタビューでは冗談か本気か分からないが、顔面にタトゥーを入れる理由を聞かれた際「ママを怒らせるためなら何だってするさ」と回答している。
タトゥーの絵柄は影響を受けたミュージシャンの名前(ボブ・ディランなど)や、Stay Away、Tiredなどのフレーズなどである。
Post Maloneという芸名は、自身のラストネーム(苗字)のPostを「ラップネームジェネレーター」というウェブサービスに入力したところ表示されたもの。それをそのまま使っているとのことだ。
ポスト・マローンは来日経験がある。2018年のフジロックフェスティバルで1日目に出演して会場に新しいヒップホップを見せつけた。
このライブでは、自身が良く行うShoey(シューイ)というパフォーマンスも披露。人の靴を借りてお酒を注ぎ、そのまま飲み干すというまるで宴会の罰ゲームのようなネタである。
2019年の記事執筆時点では今後の来日は予定されていない。
Post Maloneの人気曲・代表曲の中でも特におすすめの10曲を厳選して紹介。YouTubeのミュージックビデオを張り付けているので、おすすめ曲を実際に視聴しながら確認してほしい。
いかつい見た目とは裏腹に、これまで発表している曲の多くは意外としっとりとした感じの曲が多い。本人が影響を受けたエモ、ロックに、ヒップホップで発明された超低音ベースとビートが混ざり合ったという感じだ。
今後も目が離せない。
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