WhoSampledは、楽曲のサンプリング元(元ネタ)を探すためのデータベースです。協力的なユーザーたちが、人気曲の元ネタを見つけてその知識を共有しています。
YouTube上で公開されている楽曲に関しては、WhoSampledサイト内で埋め込まれたYouTube動画を利用してそのまま視聴可能。曲とその元ネタを気軽に聞き比べることが出来るのが最大の特長です。
サンプリングネタを見つけるサービスとしてはThe-Breaksも有名です。
曲数 | 575,606 |
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アーティスト | 193,698 |
サンプル | 177,436 |
貢献者 | 20,933 |
公式サイトによれば、2019年現在、50万を超える楽曲のサンプルリサーチが、20,000を超える人々の協力によって成し遂げられています。
元フリッパーズ・ギターの小沢健二さんの曲「ラブリー」。今でも人気のこの曲は、アメリカのシンガーオングライター Betty Wrightの「Clean Up Woman」という曲をサンプリング・引用していることで知られています。
そこで、名曲「Clean Up Woman」が他にどのようなミュージシャンにサンプリングされているか調べてみましょう。
WhoSmapledの検索窓へ Clean Up Woman と入力し検索してみます。
なんと、41もの曲にサンプリングされていることが判明。See Allをタップすれば、41曲全ての一覧ページへ移動できます。
曲名をタップすると、その曲中の何分何秒辺りで元ネタが使われているかということまで確認出来ます。YouTube動画も埋め込まれているので、そのまま再生して確認可能です。
あなたの好きな曲に元ネタがあるかどうか、という方法で検索することも可能です。
例えば、Ariana GrandeがMac Millerと共演するMVが印象的な曲「The Way」を検索すれば、その曲の元ネタとしてBig PunのStill Not a Playerが表示されます。
The Wayのサンプリング元はStill Not a Playerであることが分かりました。ここでStill Not a Playerの曲ページを見てみると...
なんと、Brenda Russellの「A Little Bit of Love」を中心に4曲をサンプリングして作られた曲であることが判明。The Wayの印象的なピアノリフは A Little Bit of Loveから来ていることが分かります。
名曲なので、ぜひ聴いておきましょう。
英語圏のサービスなので、曲も元ネタ曲も基本的には洋楽が中心です。特にアメリカのヒップホップやファンク、ソウル、ジャズ、ディスコが好きな方におすすめ。
あの曲のフレーズには元ネタがあったのか!と衝撃を受けることは間違いありません。
例えばあなたがヒップホップ・ラップを好んで聞く方の場合。その曲の元ネタがジャズであることが分かれば、「よし、ジャズも聞いてみよう」となるはずです。
好きな音楽ジャンルが増えていくことで人生における楽しみも増えますよ!
元ネタをがっつり使っている場合もあり、「それで金儲けをするなら分け前を」と裁判沙汰になることもあるようです。擁護派の意見には、サンプリングは文化である、元ネタも有名になる、という主張があります。
あくまでいちユーザーの私としては、ひとまず元ネタがあるということを認識しておくのは大事だなと思います。
以上、WhoSampledについて使い方や「こんな人に使ってもらいたい」というポイントに焦点をあてて解説しました。
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