【DTMブロガーyoumuが解説】初心者がガレージバンドを使うメリット3つ

DTMerのyoumuさんが、mac・iphone・ipadで使える無料のDAW「GarageBand」のメリットと作曲方法を初心者向けに解説。まずは手軽に作曲遊びをしていきましょう!

本記事の執筆者:youmuさん

ブログ「DTM初心者集まれ!」の運営者。社会人として仕事を持ちつつ、空いた時間で音楽活動に取り組んでいる。打ち込みだけではなく、ギターも演奏するDTMerでありApplerユーザー。

ブログは現在あまり更新されていないが、初心者向けの音楽理論やDAWソフトの使い方、おすすめ機材の紹介などが分かりやすくまとめられていて見ごたえ充分。

Twitterも使用しており、DTM界隈の情報がピックされていたり、使用機材が紹介されている。

GarageBandで作曲

DTMをやってみたいけど手軽に出来るソフトとかアプリないかな・・・。無料でとりあえずDTMが始められるものがいいんだけど・・・。

そんな時はMac標準で搭載されているGarageBandがおすすめ。iPhone、iPadでもアプリとして使えて完全無料。それでいてDTMの基本を1から学ぶには最適のソフトだよ。

今日は手軽で無料なGarageBandの特徴について解説していくね。

GarageBandとは?

Appleが開発した音楽制作ソフトで、もともとはMacに標準されていたもの。

録音、打ち込み、ミックスなどの作曲で必要なことは一通り全て出来るのと、初心者向けに簡略化されている説明が特徴。

GarageBandのメリット3つ!

1.無料で使える

1つ目が無料であること。

無料のDAWソフトは他にもあるけれどMacを買えば標準装備で、基本的に作曲に必要な機能や音源がここまで揃っているものはないと思うよ。

有料の上位版としてLogic pro Xがあるけれど、それを使う前にまずGarageBandで操作や曲作りの流れをざっくり掴むだけでもかなり勉強になるのでおすすめ。

2.iPhone、iPadでも使える

2つ目がiPhone、iPadでも無料のアプリとしてGarageBandが使えること。


出先でちょっとした曲のアイディアを残したいとき、スタジオで急にいいギターフレーズが思いついたけどパソコンがなくて録音どうしよう・・・となった時。

GarageBandで打ち込みを作ったり、直接ギターの音を録音したり。取り込んだ音はiPadやiPhoneでその場で編集や加工が出来る。

iPhoneは簡単なラフを作る向けで、iPadは画面が大きいので打ち込みや編集操作をやる時向け。


もちろん作成したプロジェクトデータをMacに送ってMacのGarageBandで曲作りの続きをすることも出来るよ。オーディオファイルとして書き出しも出来ちゃう。

対応しているmidiキーボードなどを使えば鍵盤での演奏や打ち込みも可能。

わからないことはヘルプボタンを押すと場所ごとに解説が表示されるので初めて触る場合はヘルプをオンにしたままあれこれいじってみるのがおすすめ。


パソコンを開けない場面でも曲作りが出来るっていうのが強み。

3.ループ素材や音色のプリセットの種類と量が豊富

曲作りの中で結構使うのがループ素材やワンショットの素材。こういうものもGarageBandには最初から用意されてるよ。

なので、この素材を好きなように組み合わせて1つの曲にすることも全然出来る。

アプリ版の方でも「Sound Library」というものがあって、ここでジャンルや特定の楽器に特化した素材がダウンロード出来る。

ジャンルは多彩で中国の楽器やパーカッション系、ドラムキットなどなど。ギターの用のエフェクトやシンセ(Alchemyは特におすすめ)の音色(プリセット)などもここでダウンロード出来るからとりあえず全部ダウンロードしてみて気に入ったものを使えばOK。

これも全部無料なのがすごい・・・。

GarageBandの主な作曲方法は2つ

1.TRACKSで録音、打ち込み

他のDAWソフトと同じく楽器を演奏して録音したり、MIDIを打ち込んでいく方法がTRACKS。トラック毎に楽器、音色を選んで1つ1つ曲を作っていこう。

アプリ版の場合普通の打ち込みだけでなく、スケールだけの表示に出来たり自動演奏パターンが用意されてたりもするよ。

打ち込みでつまづきやすいドラムもDRUMMERを使えばジャンルに合わせたドラムが自動で生成されて、そこから好きなようにいじれる。これ、1から打ち込むのが苦手な人は是非試してみて。

本格的な打ち込みが出来なくてもいい感じのリズムを作れるし、「こういう感じで打ち込みたいなあ」っていう参考にもなるから。

2.LIVE LOOPS

LIVE LOOPSはループ素材を並べて曲を作るタイプ。デフォルトで各ジャンルのLIVE LOOPSが用意されているので一度聞いてみてね。

DubstepとかEDMが好み。

で、そこに自分で新しいループ素材を足したり、もしくは減らしたりすることが出来るよ。出来上がったものを録音すると実際に録音されて1曲として作ることが出来ます。

録音したトラックはもちろん編集可能。midiであればmidi自体を修正したりして微調整出来る。

それと、これは曲というよりもライブハウスなどでリアルタイムの演奏をするのにも向いてると思う。瞬間的にエフェクトをかけたり、鳴らす音を変えたり。

そういう使い方もかなり面白いなあと思った機能。

【まとめ】手軽でいじればそれっぽくなるのでやってみよう

ということでGarageBandの紹介でした。

無料でここまで機能性や音源があってちゃんと曲を作ることが出来るのはすごいと思う。アプリをとりあえずインストールして、ループ並べるだけでも楽しいよ。

iPadを持っているのであれば是非使ってみて。画面の大きさと手軽さのバランスが一番取れててやりやすいので。

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