【ギタリストRyuが解説】エレキギター初心者が自宅でもアンプを使うべき理由

エレキギターを自宅で練習する時もアンプを使うようにしましょう。小型のアンプで小さな音でも良いので、アンプから放出される音をを感じることが大切です。

記事の執筆者:Ryuさん

2015年10月から「元バンドマンのギター人生」というブログを運営。それまではV系ロックのコピーバンド活動に取り組んでいましたが、現在はバンドとは距離をとりサポートやセッションへの参加などで活動しています。

ブログではバンドマンの経験を活かしたバンドと上手く向き合うための知識や初心者ギタリスト向けのアドバイス、機材レビュー、本人が関西出身のため大阪の音楽スタジオやエリア情報も掲載されています。

Twitterではブログで取り上げる前の小ネタも発信しているので、合わせてチェックしましょう。

はじめに

エレキギター初心者の方、練習は楽しいでしょうか?

これからエレキギターを始めたい方、最初の楽器選びも大切なのですが・・・自宅用のアンプにも目を向けてくださいね!

ギターを弾くのはやっぱり自宅が多いです。課題曲の練習、曲作りも出てきたり、教則本の練習をするのもある。それらをするのはやっぱり自宅が基本になります。

家ではアンプは繋がずそのまま弾いてるという方はやっぱり多いです。夜間等は仕方ないですが、昼間とかはアンプを繋いで練習する時間も少しでも取るべきです。

今日は元バンドマンのRyuが自宅でもアンプを鳴らすべき理由を書きます!

自宅でもアンプを鳴らした方がいい理由

本来、エレキギターは生音で弾く楽器ではありません。エレキギターは最終的にアンプに繋いで大きい音を出します。そういう前提があるので日頃から少しでもアンプから出てくる音を体感する必要があります。

アンプから出てくる音は耳で聴いているのはもちろんですがそれは肌で感じ取っている、体感しているとも言えます。

最近はアンプシミュレーターも豊富です。しかも安価ですし、普通に良い音が出せてしまいます。なので家でヘッドホンしてる人も多いです。ヘッドホンで聴いて練習するのを悪いとまでは言いません。(シミュレーターをスピーカーで鳴らすということもできる場合もあるかもしれないけどそれするよりも最初はアンプがいいんです)

日頃からアンプから出ている音を体感してるいかどうかはバンド演奏の時に大きく影響してきます。

アンプの音を体感する意味

バンド練習をするとなればギターだけでなく、ベース、ドラム、キーボード等が入ってきます。アンサンブル(合奏)となると初心者の場合は自分の音がいつもと違って聞こえてきます。

これはバンド練習では最初に誰もが経験することです。自然と身についてくる感覚的な面もありますが、エレキギターにおいては

・普段からアンプで鳴らしているか?
・ヘッドホンで耳で直接音を聴いているか?

ここで音の感じ方と捉え方に大きな差が出てきます。

普段からアンプを鳴らしている場合

アンプを鳴らすということはスピーカーから音が鳴って空気を振動させて耳に音が入ってきます。これはヘッドホンで聴くだけでは得られない感覚です。

日頃からアンプを鳴らしていると空気が振動して耳に入る音を知っていることになります。なのでスタジオでも自然と応用が効くんです。

スタジオではアンプによって色々と違う云々はありますが、それも慣れてくると「こうすれば良く聞こえるんじゃないか?」と探ることができます。スタジオにあるアンプが変わっても、自然と音を把握する力が身についています。

普段ヘッドホンで聴いている場合

アンプを鳴らさず、ヘッドホンで直接音を聞いている状態。

空気を振動させず、ダイレクトで耳に入ってる状態です。普段そういう練習ばかりだとバンド練習ではなかなか応用はできません。

アンプから鳴る音をシミュレートしている音を聞いてるだけで空気を伝わった音を知らない状態。そんな状態でバンド練習に行ったとしましょう。

ドラムも混じってベースもある、ギターはアンプを使わないといけない。いきなり音量調節も難しいでしょうし、アンプから出てくるコントロールの感覚もあまりつかめていないとバンドで音が埋もれたりしてしまい、ギターとしての役割がきっちり果たせ無いかもしれないです。

スタジオで大きい音をコントロールするのは慣れは必要ではありますが日頃から小さい音でアンプの音を聞いてるのと、ヘッドホンで音を聞いてるのとではアンプの音を体感してる方が圧倒的に習得が早いです。

まとめ

初心者は自宅でもできるかぎりアンプで鳴らして音を体感しておこう!

【空気を伝わって聞こえる音】
理屈もありますが、感覚的な面も多いところです。ライブ会場ではお客さんの有無、人数でも音の聞こえ方って変わってきます。慣れるためにも普段から自宅でも出来るだけアンプを鳴らして音を体感することは大切です。どんな場所、環境であっても自分の音が出せるようになりますよ!

最近のアンプシミュレーターも、もちろん優秀ですが・・・やっぱり本物のアンプを使えるようになってこそのシミュレーターです。(音を知ってシミュレーターを使うのは全然捉え方が違います)シミュレーターって便利グッズなんです。

あえて例えるならば・・・冊子の辞書と電子辞書です。冊子の辞書(本物)を使えてこその、電子辞書(便利グッズ)である。これと同じでアンプを使えてこそのシミュレーターなんです!

自宅用のアンプを持っていないという方!まずは電池駆動の数千円で買えるアンプで大丈夫です。
(1万円出せば良い小型アンプ買えます)それか中古市場で自宅用の小型アンプなら更に安く購入も可能です。

中古屋にも足を運んでみてくださいね!

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