「マサシのブログ」運営者であり作詞・作曲を行うDTMer。取り組む曲のジャンルはポップスがメイン。
ブログでは音源・機材などのレビューやDAWソフトの感想、自身の作曲した楽曲などをまとめている。最近ブログは更新されていないが、引き続きtwitterで情報を発信中。
Soundcloudやニコニコ動画でも楽曲を公開している。
はじめまして!
DTM関連ブログ「マサシのブログ(笑)」の管理人をしている、マサシと申します。
この度、音楽制作に必須となるEQ(イコライザー)について、初心者の方にも解り易い解説をさせて頂く事になりました。
至らない所もあるかと思われますが、よろしくお願いします。
まず、「EQとはどういったエフェクトなのか」の説明に関してですが…この記事を読まれている方はご理解頂いていると思われますので、割愛させて頂きます。
昨今では、スマホ・カーオーディオ等の民生機器にも当たり前のように搭載されているので、ある意味、最も身近なエフェクトと言えるかもしれませんね。
音楽制作においてEQは(ほぼ)必須なエフェクトであり、ミキシング・マスタリング問わずに様々な場面で使用されています。
中でもとりわけ使用頻度が高いのは、ミキシング工程で各楽器の帯域バランスを調整する段階でしょう(アレンジが終了し、各楽器の定位・音量調整をする時)。 という訳で、今回はその段階でのEQの使い方の秘訣…なんて偉そうなモノでは無いですが、ちょっとしたアドバイス・コツを書かせて頂こうと思います。
※本記事ではパラメトリックEQの中でも、初心者の取っつきやすいデジタル系EQ(上画像の様なタイプ)を使用する事を前提とさせて頂きます。
EQの使い方に決まりはありませんので、どうぞご自由に!雑な言い方ですが、ご自身が「なんかイイ感じ」に感じるように調整すれば良いと思います(笑)
レベルオーバー(クリッピング)・帯域被り等の諸リスクを考慮すると、カットの方が使いやすく感じられるかも?ですが、だからといって全バンドをカット(or ブースト)方向しか使っていない状態では、結果的には音量を上げ下げするのと大差無い…なんて事も。
なので、初心者の方は闇雲に弄らず、まずはポイントを絞って使う方が良い結果を得られるでしょう。
DTMを始めたての頃によくある “ エフェクト掛け過ぎ状態 ” 。僕も未だによくやりますね~。(小声)
これはEQに限った話でなく、コンプレッサー・リバーブ・ディレイ等々…各所で発生しがちな問題です。
主な原因は「加減が分からない」&「モニタリング環境の問題」かと思われますが、前者は経験値が・後者はお金や環境が……と、分かっていても、そう易々と解決出来ないのが実態です。
そんな、掛け過ぎ状態を回避するための策としておススメなのが、可能な限り同じ音量で確認する事です。
EQの場合、多くの初心者の方はブーストし過ぎてしまう傾向にある(らしい)のですが、その理由として、音量が大きくなると「音が良くなった」と錯覚してしまう事が起因していると思われます。なので、EQでブースト or カットを行った後、アウトプット部で聴覚上同じ音量に設定し、元音とエフェクト処理後の音を聴き比べる様にしてみましょう。(一部、オートゲイン補正機能が付いたプラグインもあります)
プラグインによってはアウトプットを弄れない物もありますので、そういう時はフェーダーやBlue Cat's Gain Suite(https://www.bluecataudio.com/Products/Bundle_FreewarePack/)等のゲインを調整出来るプラグインを後段に挿して調整してみてください。
この手順を挟む事で、元音→エフェクト処理後の音量差による印象変化を大分緩和出来ると思います。
実際、完全に同じに音量に戻すのは難しい(ていうか、多分無理)ので、シビアにメーターと睨めっこせず、あくまで「大体同じくらいの音量」に戻すだけでOKです。
ただし、この手法で上記の錯覚(?)を完全に抑える事は出来ないと思いますので、何度も聴き比べ、音がどういう風に変化するか耳と頭で覚える事をおススメします。ちなみに、この手法はEQに限らず、コンプレッサー・サチュレーター等のプラグインでも使えるテクニックですので、早いうちから手癖にしておきましょう(笑)
「掛け過ぎ状態」の回避方法について、もう一つ重要なのは使うバンド数 & ブースト/カット量を制限する事です。
アナログモデリング系は元から制限されているので気にしなくて良いと思いますが、DAW標準搭載のパラメトリックEQはバンド数が多め(5バンド+2フィルターとか)の物が多いですし、Fabfilter Pro-Q3等の自分で好きなだけバンドを増やせるタイプなど…数が多いとつい全部使いたくなってしまいがちです。
しかし、多くの帯域を弄れば弄るほど各楽器間の整理整頓がややこしくなったり、位相崩れを起こして音がボンヤリしたり…と、様々なリスクが生じます。
そういったリスクを鑑みて、初心者の方は弄るバンド数、及び、ブースト/カット量を制限する事をおススメします。
具体的な数字は個々人にお任せ…では少々投げやりなので(笑)、ひとまず僕個人の推奨設定?は「3バンド・±3dbの範囲」とさせて頂きます。この範囲に留めておけば、そこまで変な事にはならない…はず。
当記事で扱った所謂「デジタル系EQ」と呼ばれるプラグインですが、多種多様な物が各メーカーから発売されています。
パッと見、DAW付属EQと見た目も機能も大して変わらないのに、お値段が1~2万円とかして驚かれる方も多いかと思います。
その理由は色々ありますが、一番の違いは音質。あとは、(物に依りますが)多機能である事です。「値段が高ければ高いほど、音質が良い!」と単純な図式では無いのが難しい所ですが…基本的に、相応の価値はある物だとお考えください(笑)
個人的に初投資でおススメなのは、音質・機能・操作性(&視認性)のトータルバランスの取れているFabfilter「Pro-Q3」。セール時でも結構なお値段なのがネックですが、気になる方は是非!
…と、高いプラグインを勧めておいてなんですが、長くDTMを楽しんでいこうとお考えの方は、
①モニター環境(オーディオIF・ヘッドフォン・スピーカー)
②音源
③プラグイン
の順番での投資・拡張を推奨します…w (体験談)
少々長くなりましたが、ひとまずここで〆とさせて頂きます。最後に、今回お話させてもらった事の要点をまとめておきます。
・EQは好きに使えば良いが、ブーストorカットの一極振りはゲインを上げ下げするのと大して変わりない時もある。
・元音↔EQ処理後の音を、聴覚上の音量を揃えて比較する。
・慣れない内は、「3バンド/±3db」等の制限を付けて使った方が良い。
僕からは以上になります。最後までお読みいただき、ありがとうございました!m(_ _)m
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