【DTMerわんだーが解説】DTM初心者が音楽理論も学ぶべき7つの理由

DTMブロガーのわんだーさんが、DTMの楽曲制作における音楽理論を把握していることの重要性を解説!完璧に理解していなくても、少しずつ知識を身に着けていくと役に立つんです。

記事の執筆者:わんだーさん

MIDIパッドやベース、ギターなど様々な楽器も弾きこなすDTMer兼ブロガー。

2016年に開始したブログ「わんだーみゅーじっく」は現在も引き続き更新中。DTMに関する動画はもちろん、最近YouTubeへの動画投稿も始めたことから、動画撮影に関するコツや機材情報も掲載されている。DTM系YouTubeを目指す方は目を通しておくべき。

YouTubeではMIDIパッドによる主に邦楽のフィンガードラムやベース演奏動画、DTM周りの環境紹介動画などをアップしているのでそちらも要チェック!

DTMで作曲をするなら音楽理論の学習もお勧め

「これからDTMを初めて作曲をしてみたい」

「DTM機材を揃えてたけれど、どうやって作曲して良いか分からない」

「何曲か作ってみたがどれも同じような曲になってしまう」


こんな方にお勧めしたいのが音楽理論の学習です。この記事では、なぜDTMで作曲をするのに音楽理論を学習したほうが良いのかまとめてみました。

1.コードやスケールの仕組みを知るため

現在、J ポップを代表とする巷でよく耳にする曲はポプュラー音楽理論を基に作られている場合が多いです。

コード進行があり、その上にメロディが乗っているような作曲方法です。

なので、もしポップスの曲を作ろうと思った際には必ずコード進行やスケールの知識が必要になってきます。

2.ポピュラーミュージックに多用されているオシャレなコード進行を使えるようになるため

ポピュラーミュージックの人気曲の多くはオシャレなコード進行や予想を裏切るようなコード進行が効果的に使われていることがあります。

歌物での一例を挙げてみます。

【曲のAメロやBメロの序盤ではダイアトニックコードを中心に曲が進んでいき、曲が一番盛り上がるサビの始まりや終わりでノンダイアトニックコードが効果的に使われる。】

歌物のJ ポップでよく使われる手法です。

少し解説すると、 ダイアトニックコードとは調性内の音しか使われないコード進行のことです(キーがCメジャーなら白鍵のみしか使われていないコード進行)。

ノンダイアトニックコード とは調号が付いた楽譜にシャープやフラットが付くような調性外の音を含んだコードになります(キーがCメジャーなら黒鍵が使われているコード) 。

音楽理論を学べばこのような手法を効果的に使えるようになります。

3.ハーモニーやヴォイシングを考えるため

通常、「作曲をする」と言えばメロディとコード進行を作る事と思うかもしれませんが、DTMにおける「作曲」とは、メロディやコード進行だけなく、その他の全てのパートを完成させることを指すと思います。

作曲するジャンルにもよりますが、例えば、

・ピアノのヴォイシング
・ストリングス
・ホーンセクション

などを適切に配置するために音楽理論が必須になります。

また、メインのボーカルのメロディに対するハーモニーを付けるときも、感覚だけに頼らず音楽理論を応用して確認できるようになっておいた方が良いですね。

4.キーの変更が必要な時に対応できるようになるため

自分で作った曲を、「他のボーカルの人に歌ってもらいたい」「ボーカロイドのような音声合成ソフトを使って歌わせたい」こんな時があると思います。

そんな時、必ずしも自分が作曲した原曲のキー(調性)が歌い手にとって歌いやすいキーとは限りません。特に男性が作曲した曲を女性が歌う場合はキーの大幅な変更が必要です。

現在のDAWソフトには簡単に移調できる機能はあります。

しかし、ただ移調しただけではヴォイシングや各楽器の演奏可能な音域から外れてしまい、曲全体のサウンドが悪くなってしまう可能性が大きいです。

そんな時は各パートの音域を考慮しつつ適切に移調できる音楽理論が必要になってきます。

5.人気曲の分析をするため

人気のある曲はノンダイアトニックコードや転調が効果的に使われていることが多いです。また、コード進行にも流行があったりします。

そういった人気曲の分析を繰り返すことで、人気曲でよく使われているコード進行を知ることができ、自分の曲に取り入れられるようになります。

他にもコード進行に対するメロディの音程の使い方や、全体のセクションの音をベースに対してどのように配置しているかなどを分析できるようになります。

作曲をするにはこういった分析を繰り返すことも必要で、音楽理論は曲を分析をするための基になります。

6.作曲できるレパートリーを増やすため

音楽理論を学ばずに感覚だけで曲を作っていると曲のレパートリーが狭くなってしまい、似たような曲しか作曲できなくなってしまう可能性が高いです。

もし、音楽理論を学んでいれば、

・いろいろな転調のパターン
・4和音やテンションを使った複雑なハーモニー
・ノンダイアトニックコードの使用

など、 感覚だけに頼らない作曲をすることができるようになります。

7.曲への理解が深まる

音楽理論の勉強を進めている最中にたまたま流れていた曲を聴いた時、「このコード進行はあの手法を使っているな~」「今、転調したな~」「この曲のコード進行はあの曲と同じだな」など、分かる時があります。

音楽理論を学べばこのような楽しみ方もできるようになり音楽の理解が深まります。

こういうことが分かるようになると自分の作曲や演奏にも応用できます。

まとめ

DTMで作曲をするなら音楽理論も併せて学んでいった方が良い理由を挙げてみました。

音楽理論と言うと「なんだか難しそう」と思って敬遠してしまうかもしれませんが、長い時間をかけて楽器を練習していくことと比べれば、割と短い期間で習得できると思います。

むしろ最初の段階で学習を始め、作曲の際に音楽理論を意識していけば、より理解も速くなります。DTMを始めたばかりの内は覚えることが多くて大変だと思いますが、音楽理論も並行して勉強していくことをお勧めします。

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