【2019年版】ドラムが一番上手いのは誰だ？日本の有名女性ドラマー7選

日本で有名な女性ドラマーを7人ご紹介。これからドラムを始める女性の方は是非チェックしてみて下さい。

ほな・いこか（ゲスの極み乙女。）

川谷絵音さんがボーカルを務めるバンド「ゲスの極み乙女。」でドラムを担当しているのがほな・いこかさんです。彼女の芸名は、川谷さんによって名付けられました。

彼女はその美貌と華麗なドラム裁きで人気を博し、最近では女優デビューを果たしています。出演作品には、「黒革の手帳」「NHK連続テレビ小説・まんぷく」があります。

川口千里

日本を代表する天才ドラマー。世界有数のドラムサイト「ドラマーワールド」にて世界のトップドラマー500に選出された実績があります。ちなみに、この時ランキング入りした日本人は彼女を含め二人だけ。もう一人は神保彰さんです。

師匠は日本を代表するドラマーの管沼孝三さん。彼女のプレイスタイルは、師匠の管沼さんの影響を強く受けており、手数の多い派手なドラミングをします。また、複雑で難解なフレーズも顔色一つ変えず笑顔で叩き、その姿に魅せられたファンの方も多いです。

彼女を一躍有名にしたのはYOUTUBEの演奏動画。その当時流行っていたアニメ「けいおん」の主題歌をコピーし、超絶ドラムの少女として一躍時の人となりました。

今現在は、早稲田大学に通いながら、プロ活動を続けています。

シシド・カフカ

メキシコ生まれの女性ドラマー。ドラムを激しく叩きながら熱唱するという独自のスタイルで人気を博しています。

長い手足で奏でるドラムは、とてもダイナミックで、心が揺さぶられます。ドラムとの出会いは8歳の頃で、父からトレーニングドラムをプレゼントされた事がキッカケとのこと。

彼女の父は、ドラムのコーチをプロのジャズドラマー・ダニエル・ピピ・ピアソラ氏に依頼し、彼女は、彼とマンツーマンレッスンでドラムの基礎を学んだと話しています。

現在はバンド活動の傍らモデルや女優業にも挑戦。「愛をうたうより俺に溺れろ」「カンナさーん！」「連続テレビ小説　ひよっこ」などに出演されています。

RINA（SCANDAL）

RINAさんは、女性ロックバンドグループ「SCANDAL」のドラマーを務めています。可愛らしいルックスと真逆の激しいロック調の曲を叩き、そのギャップで虜になったファンも多いようです。

ドラムのセッティングでは、スネアドラムとフロアタムの距離を近くするというこだわりがあるとの事。そのような配置にする理由は、脇が開かないようにするためだと話しています。

彼女は癖で前屈みで演奏する事があり、スネアとフロアの距離が遠いと脇が広がって力強く演奏できないと語り、パワフルな演奏を行うために近づけるようになったとの事です。

ナヲ（マキシムザホルモン）

ナヲさんは、激しい曲調で人気のパンクグループ「マキシムザホルモン」のドラマーを務めています。男性にも引けを取らない激しいプレイスタイルで、時にはドラムを叩きながら歌も歌う実力派です。

バンド活動を精力的に行う傍ら、プライベートでは2008年に結婚。夫はインディーズバンドの元ベーシストの方で、現在はピザ職人との事です。二人の子宝に恵まれており、育児をしながらバンド活動を続けています。

森高千里

森高千里さんは、198年～90年代に活躍したアイドルで、代表曲には「私がオバさんになっても」があります。

歌手としてのイメージが強い彼女ですが、実はピアノ、ギター、ドラムなど様々な楽器の演奏が出来ます
。また、1992年に発売されたアルバム「ペパーランド」では、大半の曲を一人で演奏しています。

ドラマーとしては、過去にタレントの泉谷しげるさんが立ち上げたバンドグループ等で演奏しています。丁寧で主張しすぎない引き立て役に徹したドラムが好評です。

Satoko（FUZZY CONTROLL）

Satokoさんは、日本を代表するドラマー・管沼孝三さんの実の娘で、「FUZZY CONTROL」のドラマーを務めています。

ドラムを始めたのは13歳。意外にも家では父の孝三さんからドラムを教わった事がないとのこと。孝三さんは仕事がとても忙しく、彼が講師を務めるドラム教室に通い、そこで様々なテクニックを教わったと話しています。

左利きの彼女のセッティングは変則的で、ハイハットの位置にライドシンバルが配置されています。スクールでは一番ドラムが上手く、担当講師から左の手ではなく逆手に練習するよう言われたとのこと。その結果、クロスハンドでもオープンハンドでも叩けるようになり、変幻自在なドラミングが身に付いたと語っています。

父の孝三さんのように、超絶テクニックを持った彼女は、スガシカオ、吉川晃司、B'zなどの有名アーティストのサポートドラマーとしても精力的に活動しています。